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からくりサーカス 第35巻
機械仕掛の神~
第3幕 黒賀村強襲
マサルは、仲町サーカスのみんなに、自動人形が攻めてくるので逃げるように頼む。
仲町サーカスのみんなは、自動人形のことが信じられない。もし本当だとしたら、自分たちも残って戦うという。
団長が、団員をあぶない目に合わせるわけにはいかないと、団員たちを避難させることにする。
ヴィルマだけは、自動人形の正体を見て団員たちに連絡するために村に残る。
仲町サーカスのトラックがトンネルに入る直前、空が曇る。空には、自動人形達が乗った巨大な飛行船があった。トラックと衝突し、トラックが炎上する。
リーゼが気を失った涼子を土手で介抱する。
第4幕 それぞれの敵
リーゼを自動人形ドクトル・ラーオが襲う。ドクトル・ラーオは、猛獣使いの自動人形。
飛行船から無数の自動人形が地上におり、マサルとエレオノールを襲う。
飛行船のフェイスレスのまわりには、最後の自動人形4体と、パンタローネ、アルレッキーノ、コロンビーヌがが残っている。
団長、ノリ、ヒロの前に団長の妻フサエそっくりの自動人形が現れる。
三牛とナオタの前に自動人形フラッシュジミーが現れる。
エレオノールとあるるかんは、圧倒的な強さで自動人形達を破壊する。
エレオノールとあるるかんの前に、自動人形ワイルド・ウエスト・ジェーンが現れる。ジェーンは、自分はアメリカにゾナハ病をまくことがうまいという。
「アメリカ ゾナハ病」という言葉にヴィルマが反応する。
第5幕 最後の四人
自動人形達の巨大な杭とジェーンのナイフが一斉にエレオノールとあるるかんを襲う。
エレオノールに刺さりそうになったナイフを、ヴィルマのナイフが防ぐ。
ドクトール・ラーオが操る自動人形の猛獣には、本物の動物の脳が移植されている。
自動人形の猛獣がリーゼと涼子を襲う。リーゼが猛獣使いの目をした瞬間、猛獣が二人をよける。
雷が鳴り始める。ジェーンは最後の四人が到着したという。
あるるかんが雷に打たれてしまう。
第6幕 ウェザーチャーマーズ
最期の四人とは、ハーレクイン、ディアマンティーナ、カピタン・グラツィアーノ、プリゲッラ。
ディアマンティーナが抱えていたクマのぬいぐるみがあるるかんに体当たりし、あるるかんを弾き飛ばす。
プリゲッラの正拳がエレオノールの腹部に炸裂し、プリゲッラは逆立ちしながら両足でエレオノールの顔面をけり上げる。
カピタン・グラツィアーノが剣をエレオノールの胸につきさし、その剣に電撃が走る。
エレオノールは力が入らなくなる。
第7幕 勝、登場
マサルがジャック・オー・ランターンで自動人形を破壊しまくる。
マサルは、カピタン・グラツィアーノの剣を、刀で折る。
第8幕 嵐
ジャック・オー・ランターンは、カピタン・グラツィアーノから、エレオノールを取り返す。
今度は、ディアマンティーナのクマのぬいぐるみがジャック・オー・ランターンを攻撃し、エレオノールは地面に落ちてしまう。
クマのぬいぐるみがマサルに襲い掛かる。クマのぬいぐるみの動きが止まる。
マサルは、あらかじめ、速乾性粘着液バブル・ザ・スカーレットを地面に撒いておいた。
クマのぬいぐるみを一刀両断にする。
飛行船の中では、コロンビーヌ、パンタローネ、アルレッキーノが、フェイスレスに、サハラでの総力戦で破壊された自分たちを、なぜ修理してくれたのかと問う。
フェイスレスは、本当のフランシーヌ人形が消えているのも知らずに、偽の人形にうやうやしくつかえている、コロンビーヌたちが滑稽で飽きないからだと答える。
第9幕 提案
プリゲッラが中国拳法でマサルに襲い掛かる。
マサル、プリゲッラの正拳をかわし、ジャック・オー・ランターンの鎌がプリゲッラを捕えた。
その瞬間、ハーレクインが鎌を素手で受け止め、新たな提案をする。
嵐だった空が晴れ渡り、空に3つのスクリーンが現れる。
3つのスクリーンには、ヴィルマとジェーン人形、団長、ノリ、ヒロとフサエに似た人形、リーゼ、涼子とドクトール・ラーオが映し出されている。
ハーレクインがエレオノールかマサルがフェイスレスのところに行けば、仲間を殺さないという。
さらに、マサル達のところに三牛とナオタも連れてこられる。
第10幕 私が行きます
リーゼは、ドクトール・ラーオの猛獣たちを、猛獣使いとして調教し、動きを止めさせる。
団長、ノリ、ヒロは、団長の奥さんそっくりの自動人形が血を吸うところを黙ってみていられなくて、布をかぶせて止める。
ヴィルマは、ジェーンとナイフを投げ合い、ジェーンに3本あたり、じぶんは1本当たってしまう。
しろがねは、自分がフェイスレスのところに行くという。
第11幕 さようなら、お坊ちゃま
エレオノールがフェイスレスのところに行くと決まり、三牛たち、ヴィルマ、リーゼ、団長たちそれぞれのところから自動人形が引き上げていく。
エレオノールを連れて行くときは、あるるかんも一緒に連れて行くというのが、フェイスレスの指令。
あるるかんとマサルが糸でからまっている。
自動人形達は、マサルも連れていくことにする。
それでは約束が違うと、しろがねが抗議しても自動人形達は効かない。
自動人形達に、ミサイルの攻撃。平馬が、糸繰人形で乗り込んできた。
第12幕 フェイスレスの作為
平馬のミサイル攻撃も自動人形達には効果がなく、マサル、エレオノール、あるるかんが連れ去られる。
平馬は、ミサイルの発射口を閉めたままミサイルを発射し自爆する。
自爆で、マサルを縛っていた糸が切れる。
フェイスレスが飛行船から、マサルはほっておいてもエレオノールを追ってくるから、ほっとけと言って、エレオノールとあるるかんを連れ去る。
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嘉月堂のプロフィール
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